海水浴まめ知識

もしものときは
気をつけていたつもりだったのに・・・
ちょっとした油断で緊急事態に繋がってしまうのが自然の怖さ。
そうならないのが一番ですが、もしそうなってしまったら・・・
対処法を知っているのと知らないのとでは、もしものときに大きな違いがあります。
とくにお子様連れのご両親はもしものときの対処法をしっかりと覚えておかれると良いでしょう。
  • 溺れてしまった!
    岸に向かって大きく手を振って溺れていることをアピールしてください。
    また、泳ぐことよりもまず浮くことを念頭におき、救助されるのを待ちましょう。
    もし近くにペットボトルなどが浮いていれば、それに掴まるのも手です。
    服を着たまま溺れてしまったときは、無理に服を脱ごうとすると余計に体力を消耗します。
    着衣のまま速く泳ぐことは難しいですが、衣服や靴には浮力があり、浮くこと自体は難しくありません。
    浮力の面からも保温の面からも、着衣のまま溺れたら脱がないでください。
  • 溺れている人を発見した!
    すぐに監視員やライフセーバーなどの専門家に報せてください。
    もし近くにいなければ、局番なしの118番が海上保安庁の緊急通報用電話番号なので、速やかに連絡を!
    決して自ら泳いで助けに行こうとしてはいけません。
    溺れている人を助けようとして一緒に溺れてしまった・・・そんなニュースがよくあります。
    自分は泳がずに(あるいは近寄らずに)救助できるのが最善の方法。
    まずは浮き輪やペットボトル、クーラーボックスなど、浮力のあるものを投げてあげましょう。
    空気を入れたビニール袋でも、十分救命具のかわりになるそうですよ。
  • 離岸流に巻き込まれた!
    離岸流とは、岸から沖に向かって流れる強い引き潮のことで、巻き込まれたらオリンピック選手でも逆らって泳ぐのは難しいほどの流れです。
    そのため、離岸流に巻き込まれたときは決して流れに逆らおうと思ってはいけません。
    なるべく岸と平行に泳いで流れを抜け出しましょう。
    泳ぎの苦手な人は、背浮きでもなんでもよいのでとにかく浮いて、助けを求めてください。
    気づいた人が通報してくれれば、数十分以内に救助が来ます。
  • クラゲに刺されてしまった!
    クラゲに刺されると、ミミズ腫れなどの炎症、頭痛、吐き気、呼吸困難などの症状が現れ、ひどいときはショック症状を起こします。
    症状がひどい場合にはすぐに救急車を呼んでください。
    触手が残っている場合はこすらずに、ピンセットなどで触手を取り除き(素手だと刺される恐れがあります!)、海水で患部を洗います。
    水道水、真水で洗うと毒針を発射することがあるので、必ず海水で。
    その後、患部を氷水で冷やすか、熱い砂をかけるなどして温めるか、どちらか気持ちの良いほうをします。
    ハブクラゲに刺されたときはお酢をたっぷりかけると良いそうですが、クラゲの種類によっては逆効果です。
    応急処置が済んだら、必ず病院に行きましょう。
  • 熱中症になった!
    熱中症になったとき、大切なことは一刻も早く体を冷やすこと!
    まずは患者を風通しの良い日陰や、できればクーラーのきいた室内に避難させて体を冷やし、病院に連れて行ってください。
    人間は高熱には弱いが低温には強いという特徴がありますので、思いっきり冷やしても大丈夫です。
    意識障害などが見られる場合は重症ですので、すぐに119番を!
    毎年熱中症で亡くなられる方がたくさんおられます。たかが熱中症と侮らず、必ず医師の診察を受けましょう。